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痒疹

強いかゆみを伴う、数ミリから1−2センチの赤いポツポツした発疹あるいはしこりができる皮膚疾患です。一過性に症状がでる急性型と長年繰り返す慢性型に分けられます。

・急性型:小児に多く、小児ストロフルスとも呼ばれます。夏に虫刺され、掻き壊しによって全身に広がることが多いです。

​・慢性型

​見た目の症状で①多形慢性痒疹、②結節性痒疹に分けられます。

その他には、特殊なタイプとして、アトピーに伴うアトピー性痒疹や妊娠に伴う妊娠性痒疹などがあります。

病気の原因について不明な所も多いが、一部に腎臓、肝臓・胆道、糖尿病やホルモン異常、血液や内臓の悪性腫瘍、さらに内服薬などが関わっていることがあります。

検査

上記の病気が隠れていないか血液検査します。

​痒疹の治療

①抗アレルギー薬:かゆみを抑えます。

​②ステロイド外用:皮膚の炎症を抑える作用があります。(症状に応じた強さのものを使用)

③免疫抑制剤:塗り薬が改善がなく、生活が著しく障害されているときに一時的に使用することがあります。

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